活動報告

【連携型事業】(女性研究者)平成28年度「女性研究者リーダーシップ・プログラム」について

2016年05月23日

                                   平成28年5月23日 
女性研究者 各位
                    男女共同参画推進本部本部長 大貝 彰

         文部科学省「女性研究者研究活動支援事業(連携型)」
        「女性研究者リーダーシップ・プログラム」について

 本取組は、平成26年度に採択された文部科学省「女性研究者研究活動支援事業
(連携型)」の一環として、同事業の連携機関(名古屋大学、名古屋市立大学、
豊橋技術科学大学)における女性研究者の上位職への積極的登用を図るために
実施するものです。女性研究者が、大学の研究・教育・組織運営に主体的に関わり、
意思決定を行うため、大学の上位職を目指すにあたり必要な情報・資質・スキルに
ついてのリーダーシップ研修を、連携機関で共同実施します。
開催場所は、名古屋大学になります。
 平成28年度の研修概要は次のとおり
1.目的及び実施方法
(1) 本プログラムは一年間のプログラムで、全4回の研修を行います。参加メン
   バーは、全4回の研修にできるだけご参加頂きます。同じメンバーが一年間
 継続して研修を行うことにより、リーダーシップを多面的に体得できるだけでなく、
 参加メンバー同士のネットワーク形成も目的としています。
(2) 本プログラム内で実施する、連携機関のトップリーダーから行われるリー
  ダー シップやキャリア形成に関する講演の研修では、トップリーダーと参加メ
  ンバーとの意見交換も兼ねており、トップリーダーへの女性の活躍推進に関す
  る意識啓発の機能も含んでいます。
(3)女性の上位職を積極的に登用するための方策や問題等について各自で課題
  を発見し、プログラムの最後にレポートを提出頂きます。参加者のレポートをま
  とめて報告書とし、成果の共有を図ります。
2.対象
  名古屋大学・名古屋市立大学・豊橋技術科学大学に所属する女性研究者(文
 系・理系の分野は問わない、特任教員、研究員等を含み、学生は除く)
3.参加人数
  約20名(下記4回の研修すべて(またはほとんど)に出席できる方)
4.応募方法および締切
  件名を「女性リーダーシップ・プログラム参加希望」とし、本文に氏名、所属
  (大学および部局)、職名をご記入の上、63日(金)までに、
 名古屋大学男女共同参画室 kyodo-sankaku@adm.nagoya-u.ac.jp
 までメールにて応募ください。
 申込をしましたら、総務課職員係にご連絡願います。
5.平成28年度 研修内容
第1回 リーダーシップの自信を構築する
 日時:822日(月)8:30-17:00、使用言語:英語
 場所:名古屋大学(東山キャンパス)理農館SA329
 
講師:ルミナラーニング
    Elizabeth Handover氏、ACE Leader Ginger Griggs
 研修目的:リーダーシップ開発に優れた実績を持つ専門家によって行われ
  るこの研修は、参加者が暗黙のうちに設けている不安や限界を自覚し、
  自身の強みを活かした行動やコミュニケーションを行うことにより、自信を
  持った積極的なリーダーとしてさらにステップアップすることを目指します。
第2回 大学における男女共同参画の促進および女性研究者によるリーダー
 シップの意義について
 日時:826日(金)13:3015:30、使用言語:日本語
 場所:名古屋大学(東山キャンパス)理農館SA329
 
講師:名古屋大学副理事 束村博子氏、
     名古屋市立大学学長補佐 杉浦真弓氏
 研修目的:大学における男女共同参画の現状や課題を把握し、女性研究
  者がリーダーシップを取ることの重要性について議論します。
第3回 パブリック・スピーキング
 日時:1220日(火) 13:0016:00、使用言語:英語
 場所:名古屋大学(東山キャンパス)理農館SA329
 
講師:サイマル・インターナショナル
 研修目的:英語によるパブリック・スピーキングの方法について学びます。
第4回 大学執行部によるリーダーシップ研修(第一部)
 および本プログラムの総括(第二部)
 日時:33日(金)13:3016:00、使用言語:日本語
 場所:名古屋大学(東山キャンパス) 本部1号館5 第二会議室
  第一部(13:3015:00)大学執行部によるリーダーシップ研修
   講師: 名古屋大学総長 松尾清一氏
  第二部(15:1016:00)本プログラムの総括
   講師:名古屋大学男女共同参画室 三枝麻由美
 研修目的:第一部では、大学を発展させるために何が求められている
   かを把握し、また大学トップリーダーへのキャリア形成について学ぶ
   と同時に、女性研究者と大学トップリーダーとの意見交換を目的とし
   ます。
  第二部では、本取組のまとめとして、各自に意見や感想を述べて
  もらい、本取組で何を学んだかを議論します。
6.旅費
  名古屋大学までの旅費については、本事業予算で支援します。
7.その他
(1) プログラム修了者には、本プログラム受講を証明する「修了証」を
 授与します。「修了証」は、プログラム修了者が女性トップリーダー候
 補としてアピールするために活用ください。昨年度、プログラムに参加
 された方にも、今年度に残りの研修を受けて頂き、レポートを提出頂
 ければ修了証を授与します。
(2)参加者には、後日、文部科学省提出のための本事業報告書作成
 の際、研究業績等の情報について別途ご協力頂くことがあります。

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