活動報告

「理系女性研究者の活躍促進シンポジウム」の開催

2016年08月23日

 女性研究者研究活動支援事業(連携型)の一環として、「理系女性研究者の活躍促進シン

ポジウム」を8月23日(火)に豊橋技術科学大学を会場として開催しました。

 本シンポジウムでは、理系女性研究者の活躍促進にフォーカスを絞り、理系の女性研究者

を増やすために、現状分析及び意識啓発を目的として、1部:講演会、2部:討論会、

3部:カフェ交流会の3部構成としました。

 学内外から130名を超える参加者があり、参加者アンケートにおいても非常に高評価を

いただきました。

【シンポジウムの概要】

1部 女性活躍の現状と未来 西川惠子先生

 理系女性研究者として、どのようにテーマ設定をしたら研究者として仕事と家庭の両立が

 できるかについて、視点を変えた独創性の高い研究を続けるために、男女問わず研究者に

 向けた貴重なメッセージをいただいた。

2部 パネル討論会 名大松尾清一総長、名市大郡健二郎学長、本学大西隆学長

         コーディネーター 中野裕美学長補佐

 3つのテーマに分けて討論をした。

 テーマ1理系女性増加のためのポジティブアクションとリーダーとしての人材育成

  理系女性をまず3割になるまで増やすこと。そのために女性限定公募など、計画的な

  取り組みでポジティブアクションを進めている。

 テーマ2理系女性研究者継続のための家庭との両立、環境整備、評価システム

  理系女性が勤務継続をしやすく、ワークライフバランスをとりやすい職場にするため

  に、業務を効率化し、会議を減らし、テレワークなどの大学版ワークライフバランス

  を考える。

 テーマ3産業界の取り組みと大学との連携 

  企業と大学が連携しながら、まず母集団を増やす取り組みをする。キャリアパスが見

  え、ロールモデルを増やすことにつながる。

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