活動報告
女子中学生を対象とした理系進路支援事業「TUT35」第一弾:「テクノロジーでおやつ作り」を開催
2011年10月30日
男女共同参画推進室において,女性研究者(理系)の研究活動支援の一環として女子中学生の理系進路支援事業をスタートしました。
この事業は,女子中学生を対象に楽しく学ぶ理科教室(物理/科学/化学)や実験講座などを開催し,この地域に「テクノガール」(理系に進む女子学生)が生まれるための支援を行うものです。
第一弾は「テクノロジーでおやつ作り」をテーマに29名の参加がありました。
具体的には,電気化学でパンを焼く,牛乳の凝固を利用したチーズ作り,バター作りから学ぶ分子の変化等,身近な食品を題材に実験のおもしろさを体験してもらいました。
本学の女子学生が加わった少人数のグループに分かれ,参加者も含め全員が白衣を着てビーカーや電極を使った実験に真剣に取り組んでいました。
できあがったパンやチーズ,バターなどは,その後の反省会を兼ねた試食会で味わい,講座終了後のアンケートでは「理科が以前よりもっと好きになった」,「以前は苦手だったけど,少し理科を好きになりそう」という回答が96%もあり好評のうちに終了しました。
男女共同参画推進室としては初めての開催であり,次年度以降も継続事業として今回の反省を踏まえ改善し実施する予定です。