
基本理念
豊橋技術科学大学ダイバーシティ宣言について
ダイバーシティへの学長メッセージ
本学は、技術を支える科学の探究によって新たな技術を開発する学問、"技術科学"の教育・研究を使命としています。この使命のもと、実践的、創造的かつ指導的技術者・研究者を育成するとともに、次代を切り拓く技術科学の研究を行っています。また国連アカデミック・インパクトのメンバーとして、世界の貧困、食糧や水不足、都市問題、環境悪化や地球温暖化等の世界の人々が共通に抱える問題への対処を通じて「持続可能な開発目標(SDGs)」に取り組んでいます。
新しい知や価値の創造を行い、本学の使命を達成するには、個性や能力の違う多様な人材を積極的に活用することが必要です。しかし、そのためには、豊橋技術科学大学の教職員、学生のすべての人権が損なわれることなく、また、働きやすく、学びやすい環境を作ることが不可欠です。
このようなことから、豊橋技術科学大学では、ダイバーシティ(多様性)を推進し、本学に在籍している教職員、学生全員が、不平等を感じることなく生きがいを持ち、健康で明るいキャンパスライフを送れるようにすると共に、それぞれの個人が最大の能力を発揮できる環境を整備することが、本学のダイバーシティの基本理念です。
2020年4月に、本学の男女共同参画推進本部は、「ダイバーシティ推進本部」に名称を変更し、活動を開始しました。男女共同参画に加え、ダイバーシティ(多様性)を推進し、国籍、文化、宗教、言語、年齢、学歴、心身の特徴などの属性や特性にかかわらず、すべての教職員や学生を個人として尊重し、すべての人権が損なわれることなく、それぞれの個性や能力を発揮できる修学・教育・研究・就労環境を整備し、多様性を尊重した個性が輝くキャンパスを実現します。
教職員と学生全員がチーム一丸となり、技術科学で世界を変えることに挑戦する豊橋技術科学大学は、ここにダイバーシティ推進を宣言します。
基本理念
豊橋技術科学大学は、修学、教育・研究および大学運営等あらゆる場面において、互いを尊重し、多様な人材の個性と能力を、いきいきと発揮できるキャンパスを実現するため、「豊橋技術科学大学 EQUAL」を掲げてここにダイバーシティ推進を宣言します。
イクボス宣言
2022年8月19日、働きやすい職場づくりをさらに推進するため、寺嶋一彦学長が「豊橋技術科学大学イクボス宣言」を行いました。これからも教職員のワーク・ライフ・バランスの向上を図り、教職員それぞれの個性と能力が最大限に発揮できるキャンパスの実現を目指します。
「豊橋技術科学大学イクボス宣言」本文
私たちは、修学、教育・研究および大学運営等あらゆる場面において、互いを尊重し、多様な人材の個性と能力をいきいきと発揮できるキャンパスを実現するため、「豊橋技術科学大学 EQUAL」を目指しダイバーシティ推進に取り組むとともに自らも率先して充実して仕事と生活を送る「イクボス」となることを宣言します。
豊橋技術科学大学 EQUAL
・多様性を認め、受け入れ、活かすキャンパス(Equity)
・人材育成による、しなやかで質の高いキャンパス(Quality)
・多様な人材が連帯感をもって機能するキャンパス(Unity)
・学識豊かな世界に開かれたキャンパス(Academics)
・誰もが学びやすく、働きやすいキャンパス(Learning)
2022年8月19日
国立大学法人豊橋技術科学大学
学長 寺 嶋 一 彦
イクボス宣言に署名をする寺嶋一彦学長 寺嶋一彦学長(右)と
中野裕美ダイバーシティ推進センター長(左)
※「イクボス」とは、部下や同僚等の育児や介護、ワーク・ライフ・バランス等に配慮・理解のある上司を指します。
※毎月19日は各地方自治体等において、「育児の日」や「イクボスの日」として取組みが行われており、愛知県においても「子育て応援の日(はぐみんデー)」とされていることから、この日にあわせ8月19日に宣言を行いました。
アクションプラン
○豊橋技術科学大学(平成28年3月30日制定)
○一般社団法人国⽴⼤学協会 教育・研究委員会(令和3年1月14日制定)
○一般社団法人国⽴⼤学協会 教育・研究委員会(令和3年1月14日制定)