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男女共同参画推進に対する意見(自由記述)

アンケートに際し,回答者に負担がかからないよう設問数を減らすとともに,容易に回答できるよう選択式としたが,男女共同参画の推進方策等について広く情報収集するため自由にご意見をいただくことにした。

すべてを紹介できないが,主なものを以下に列記する。

男性からの意見

  • 海外,例えばフィンランドでは,夫婦共働きが普通。このシステムを支えるのは,
    ①保育園など子供を支える場所の充実,
    ②「男も女も子育てに関わる」という認識,
    ③働きやすい時間帯の選択(例えば朝7時出勤-16時退社など)参考点がとても多い。
  • 政府は女性教員の割合の数値目標を設定しているが,男性,女性を問わず能力を重視した採用行動が重要だと思う。結果的に目標を達成できなくても仕方ない。
  • 職場環境の改善:労働時間の短縮及び勤務時間帯の弾力的運用
  • 学内に保育所があると良い
  • 勤務している教職員の子供の保育施設を学内(もしくは近郊)に確保する必要がある。
  • 学内での保育を検討すべきです。
  • 子供一人目は何とかなっても,二人目以降が厳しいので女性のフルタイム勤務が進まないように思う。
  • 特別に何かすると言うより,男女差のない,人として働きやすい環境作りが重要と考える。また,性による相異も無視するべきではないが,逆差別にならないように配慮する必要がある。
  • 環境整備(トイレ,更衣室,休憩室,売店etcの新設orリニューアル)
  • 育児休暇等の制度の利用がまだまだ少ないと思う。学内の周知や,前例を増やし,より実態に即した取得ができる環境が必要です。
  • 在宅勤務できる環境づくり,金銭的サポート,これらの充実が必須である。
  • 全教員,全事務職員のうち女性の占める割合を増やす。必然的に管理職につく女性の割合が 増える。
  • 女性職員が仕事と家庭を両立させることも重要だが,男性職員が仕事だけでなく家庭にも参加できる職場づくりが大切だと思う。
  • 本学に限ったことではないが,まだ,ワークライフバランスに関する意識が定着していないと感じる。
  • 育休から復帰後,また育休というケースがよくある。1回目は良き理解者である上司が,2回目も同じとは限らないことがあるのでは。育休,家事,介護を含め,若手の内から研修教育により啓発し,まだまだ男女平等とは言えない慣習を変えていく必要があると思う。
  • 社会全体の啓蒙・サポートと一人一人の意識改革が必要と思う。
  • 男女と問わず,時間的ゆとりが必要
  • 家庭(生活)=子育て(育児)=仕事は人が生きていく上ですべて平等であるべき。男女の差もない。
  • 労働人口減少の対応には,女性の参画が不可欠。働きやすい環境を提供すべきである。
  • 男性職員の育児休の取得しやすい環境作り。
  • 基本的に男女の適正と役割分担はあるものと考えます。その上で上手に男女が働くことが最も重要と考えます。
  • 子育てと仕事の両立を支援する仕組みは必須だと思います。「業務免除」も大事ですが,仕事量とアウトプットを減らさずにキャリアを継続するために保育施設を充実させることがより必要だと考えます。
  • 男性としては,現状について女性がどのような部分で不利益を被っていると感じているかを知ることから始まると思います。女性側からは,男性が受け入れやすいアピールの方法を取っていただければよいのではないでしょうか。対立が生じないようにお互いが考え,実行出来ればよいと思います。
  • 仕事をなるべく標準化し,組織として(個人帰属性を少なくして)それを処理できるようにしつつ,かつ性差を余り意識することなく,必要な仕事を必要とされる人が要領よく遂行していく風土をつくることが良いでしょう。
  • 大学にとって必要な女性には支援すべきと考える。

女性からの意見

  • 男女ともに時間外勤務を少なくすることが最も必要《遅い帰宅→子供の寝不足(就寝・起床時間への影響)とその悪循環》
  • 女性には女性特有の考え方や能力があると思う。しかし,女性は家事や育児などで(研究に)取り組む時間がどうしても少なくなってしまう。情勢の状況や立場をよく考えた男女共同参画の推進をお願いしたい。
  • 大学職員はまだ男性優位です。まだ世間に比べて進出しにくい職場です。
  • 積極的に取り組んでいただきたい。現時点でも子育てのための年休は,かなり取りやすい環境にあるかと思います。
  • 女子トイレの改善を望みます。出入り口の扉が無いなどプライバシーが保たれていない。
  • 結婚している女性職員に対して,仕事と家庭を両立させるために,もっといろいろな支援をしてほしい。
  • 職場でも家庭でも,理解できる限りの支援が必要だと思います。また,支援を受ける側はいつも感謝の気持ちを忘れずに信頼関係を保つ(築く)必要があると思います。
  • 休日はもちろん,仕事と家庭(プライベート)の時間をそれぞれ分けて確保し,ゆとりのある生活をおくるようにしなければ両立は難しいと思う。私生活を犠牲にして働いている人の方が立派だという風潮を改善すべきだと思う。
  • 事務系についてはかなり参画が進んでいるが,教育・研究職についてはまだまだ女性は少なく,もっと女性が活躍できる環境作りが必要だと感じます。
  • 子の看護休暇制度(特別休暇)の拡大(現状:未就学児→小学校以下まで)病気になれば休まざるを得ないのは同じである。
  • やむを得ず休暇を取るときに自宅で仕事ができる環境が必要。
  • 育児休暇中のサポート(定期的に連絡をとる仕組み作りなど)
    ※休暇中は本人が連絡を取りにいかないと何も情報が入らない。復帰後の配属が休暇前と同じという保証がない。その間,上司が代わってしまい誰と連絡をとるのがよいのかはっきりしない。とても心細い状況。
  • 女性も定年まで働けて,ポストの取得のチャンスも平等であればいいと思います。チャンスを得た女性の方も期待にそえるように努力すべきです。
  • 大学では,一般の役所や中小企業より男女参画の考えが進んでいると思います。現在,小さい子供もいて民間の保育所に預けています。勤務時間の変更ができれば延長保育をする必要がなく助かります。また,学内保育所のある大学もあると聞きます。他大学の制度も参考に良いところを取り入れたら幸いです。
  • 「共同参画」という文言がある以上,女性の積極的採用がありきだと思う。採用したからには「女性だから辞めなければならない」という事態にならないよう,続けられる仕組み作りが重要だと考える。男性にもプラスになると思う。家庭との両立という面で。
  • 職種によりますが,ワーキングシェアの導入(大学だけというより社会全体で)により現在より収入は減ることになりますが,時間的な余裕ができ改善されることがあると思います。雇用も創出されると思います。または,本人の希望で一時的な労働時間短縮制度。
  • 小さい子供が病気のときに預かってくれる所が必要だと思う。家庭に要介護者がいる場合,出勤しなくても在宅で仕事が行える環境があると経済的に苦しくない。午前,午後の短時間労働などできるといいと思う。
  • 推進室が何を目指しているのか明確にしてほしいと思います。

平成24年3月1日 男女共同参画推進室

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